【新唐人2014年1月5日付ニュース】元日に香港で行われたデモには、中国本土からの陳情者の姿もありました。不公平な処遇を受け、当局に訴えても、誰も取り合ってくれません。近年、香港を訪れ、共産党の罪悪を暴露し、冤罪を訴える陳情者はますます増えています。
広東省から香港に観光に来た黎炎慶(れい)さんは、ラジオから元旦にデモがあると聞き、参加を決めたそうです。黎さんは広東省で魚の養殖池を強制収用され、北京に7〜8回陳情に行ったものの、当局に雇われた闇の警備員に捕まり、殺されそうになったそうです。
広東省からの陳情者 黎炎慶さん
「彼らに見せたいです。13年も彼らに騙されました」
記者
「誰に?」
広東省からの陳情者 黎炎慶さん
「中国共産党に騙されました。彼らのいう法律は全部人を騙すものです」
広東省広州市から来た梁耀輝(りょう)さんは、特許申請の件で地元政府に抑圧され、家族全員が迫害に遭っているそうです。
広州市民 梁耀輝さん
「1つは『偽』、もう1つは『冷血』。私はそろそろ60歳になりますが、結婚もできなかっただけでなく、親戚からも縁を切られています。共産党には深い恨みがあります」
デモ隊の中には、中国で23年間監禁された80歳の元右派の老人もいました。掲げている紙には、中国共産党の罪状がぎっしりと書かれています。ある市民が老人に、新唐人に訴えるよう勧めます。
香港市民
「どうぞ言ってください」
香港市民
「米国も世界も見ています。マイクのこのロゴを覚えておいて下さい」
元右派 黄さん
「中共はジェノサイドの罪を犯し、ここに書いてあるように、1949年から地主を殺し、1950年からは反革命者を殺し、毎年殺しています」
香港市民
「私が証人になります。彼の経歴は私の経歴でもあります。共産党は本当に邪悪です。ひっくり返せねばなりません」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/03/atext1036465.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)